こんにちは
宇佐美です。
前回からお話をしております「気密性能」の続きです。
皆さんはなぜ古くなると寒くなるかわかりましたか?
古くなると家に狂いが生じてくる?隙間風が多くなる?断熱材がさがってくる?
そうです。すべてじゃないと思うのですが、その要素は多分にあります。
1.家に狂いが生じるのは水分が骨組みに染み込み、乾燥と湿潤を繰り返し木材の痩せや曲がりにつながり、2.その狂いから隙間風が多くなり、3.その隙間風に乗じて結露の水や湿気を断熱材のグラスウールに付着し、断熱材が下まで下がってしまうという1.2.3.の繰り返し現象が寒く結露の多い住宅になってしまうというのが理由なんです。
ではどのように解消するかと申しますと、単に「気密性能」の向上で済ますことが可能で、さらに長寿命な住宅になるのです!
しかし、悲しいかな現在、国の基準の中に気密性能は謳われてはいません...
気密性能を向上させるには非常に困難を極めますし、お客様とお約束するにもリスクがあるのです。
ではなぜ困難なのかということは次回、お話をしていきましょう。
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